dünnレザーの元となる革の製造者、姫路・たつののタンナー探訪へ。皮から革への現場。

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【Part1】原皮から革へ

dünnレザーの元となる革をなめしているタンナーさんと、CARDRIDGE(カードリッジ)の箔押しを依頼している業者さんの現場を見学させていただきました。

塩漬けされた原皮が間近に。革はやっぱり生き物からできています。

牛革とか豚革とか言いますから、革が動物を素材としていることはわかります。
でも、私たちの目の前に届いた、皮ではなく綺麗に成形された革の状態だけを見て、本当の意味で革が動物の皮からできているのをイメージできる人は少ないかもしれません。
だからこの写真はちょっと衝撃かもしれません。
ここには乳牛の皮がたたまれて積まれています。

こちらは塩漬けされたもの。防腐のためだそう。
水分が抜けているからか、先ほどのものより平たいです。

よく見ると大粒の塩がまぶされています。

クロムで原皮をなめすときれいな水色に変わります。これをウェットブルーと言います。

先ほどの原皮を、クロムなめし(金属鞣しの一種)で加工すると、なめし剤の影響で水色に変わります。

しなやかな革です。

触るとふわふわしています。

クロム鞣しでは、ドラムの中で革を色付けします。

ドラム式の染色機械で革にそのものに色を付けます。
職人さんが、まるで洗物を取り出すように革を取り出し、一枚ずつ丁寧に重ねていきます。

見事なブルーに染め上がっています。
dünnレザーはこの方法で染色されています。

dünnレザーでは使用していない、ローラーを使用したもう一つの染色法。

染料のついたローラーに革を通すと、あっという間に色がつきます。
塗りたてなのでつやっとしています。

これを長い長い乾燥機にかけて乾かし、最後は吊るして乾燥させます。

様々な革たち。名のある商品の原型です。


この赤の下にある白の革はdünnシリーズで使用している革の完成前のものです。
手触りはしっとりやわらかでした。

また、こちらはベロアです。
dünnレザーは銀面といって毛の生えている方を使用していますが、ベロアは床面といって肉がついている側が表になります。
毛羽立たせてあるこちらはなめらかな手触りです。

同じ革でも工程が違うとここまで質感が違うとは。
現場で触り比べたからこそ分かる感動がありました。

【Part2】仕上げ方で表情は無限大に変化!

ローラーの種類で、革の質感が決まる。

この大きな機械。
この中には3本の巨大なローラーがセットされています。

上から、青、銀、黒のローラー。
それぞれ表面の質感が違います、革をこのローラーにかけることで表面の雰囲気を変えることができるます。


風通しの良い場所での陰干し。

この日は風が強く吹いており、大量の革がなびいていました。壮観です。

そして製品へ。

このようにたくさんの工程を経て、私たちの手元に届く革は作られます。
牛一頭分の皮をなめすのに使用する水の量はなんと2.5t。
乾いた後は水濡れ厳禁の革ですが、製造工程ではこんなにたくさんの水を使います。

職人さん方が丹精込めて作られた革は、しっとりつややかな光沢を有しており、眺めているだけで心安らぐような不思議な気持ちにさせてくれます。

そしてdünn(デュン)は、この出来上がった革をさらに薄く薄くすいたものを使用しています。
その薄さ、0.5mm。この革を薄くする工程は以前取材させていただきました

dünnシリーズはコンパクトな商品が多いですが、その中にはこうしたたくさんの職人さん方により、非常に細やかな技術が注ぎ込まれています。
ご縁あってdünnを手に取ってくださったとき、そんなバックグラウンドにも思いを馳せてみてください。
あなたの手のひらに収まるdünnを、ちょっと特別なものに思っていただけたなら幸いです。

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